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※この体験談「第92話　手痕…（No2）」は全5話のシリーズ物です。もし、「第91話　手痕…（No1）」をご覧になっていない方はまず、「第91話　手痕…（No1）」をご覧になってからこちらの「第92話　手痕…（No2）」をご覧下さい。
【目次】 第91話　手痕…（No1）
第92話　手痕…（No2）
第93話　手痕…（No3）
第93話　手痕…（No4）
第93話　手痕…（No5）

夢の中で、私は自分の家にいました。
自分の部屋で座っていると、
床にあったケータイがなり始めました。

でも、オカシイ事に私が設定した音楽ではなく、
聴いていて不気味な音楽が流れているのです。
とにかく中を確認しようと、
メールを開こうとしたとき、
勝手に動画が再生され始めました。でも不気味な音楽は消えないのです。

そして、うつってるのはケータイを持って画面を見てる私の横顔………

あわてて、その位置でとられてるであろう
場所に目をやる…
でも、誰もいないのです。
そしてまたメールが届きました。

次も勝手に動画が再生され始め音楽は止まらず……

場所は、自分が住んでいるコーポのドアの下の駐車場。
上の階のおばさんの車の下に何かが居るのです。
しかも、こっちを睨みつけています。

怖くなった私は、ケータイの電源を消そうとボタン押しますが、
消えず、そのケータイから、
何かから発せられている声に恐怖を覚えました。

あぁぁアぁ"ァああ"ア"アァ…………

と、〇怨で出てきた声がするんです。
でも、当時はまだ呪〇も無ければ、
着アリも作られてない頃です。

私は叫び上げ、ケータイを壁に
思いっきり投げつけました。
それでも音楽は止まってくれません。

私は、ヤバイと思い近くの友達の家に避難しようと、
急いで家から出ました。

※このお話の続き「第93話　手痕…（No3）」はこちらです。

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