昼間の影

ペンネーム：キラっちさん

あれは午前の部活が終わり、午後友人含め5人で公園で遊んでいたときだった。
僕と友人たちはサッカーをしていた。
僕がスローインをするときだった。
後ろの方から影が・・・・・。
振り向くと誰もいない。
友人たちも気づいていたようだ。
それから、何事もなくサッカーを続けていた。

次の日の昼頃、昨日のメンバーと2人女子が参加した。
女子１人がいきなり叫びだした。
「ぎぁぁぁぁぁぁーーーー」
と。

すると、僕の後ろにまた影があった。しかも、昨日の影は何かが違った。
鋭い刃物のような物を持っていた。
とっさに振り向くとやはりいない。
友人たちは変な汗をかいていた。
中には青ざめている友人もいた。
叫びだした女子は居なかった。

数日後あの公園へ行った。
影が映った所に花束や飲み物、お菓子が置いてあった。
(まさか・・・あの時の影に・・・嘘だろ！？)と、思った。
偶然、友人と思っていたことは一致しており、
友人と顔を見合わせ、全速力で逃げた。

後日、友人１人が突如腕から血を流したそうだ。
(まさかあの影にやられたのか？)
と言いたかったが、言えなかった。
死者や怪我人を出してしまった。
それは一年経った今でも鮮明に覚えてます。

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