私が仙台へ家族旅行に行ったときのお話です。現地に無事に着き予約してあったホテルへ向かいました。そして、部屋に案内されたのですが、その部屋に入ったとき、とても嫌な気配を感じました。最初の内は気のせいだろうと思っていたのですが、やはり、その気配は消えず、気分まで悪くなってしまいました。しかし、現地ではそれ以上のことは行らず、内心ホッとして家路に着きました。

その後、幾日か過ぎ、そんな出来事も忘れた頃のことです。使い捨てカメラを現像に出していたので、写真を取りに行きました。家に帰り、写真を何枚か眺めていると、例のホテルで撮った写真が出て来ました。
「ああ、ここは少し気味が悪かったなぁ」
と思い出しながら、写真を眺めていると、その内の１枚に目が止まりました。正直、唖然としました。

その１枚にはおびただしい量のオーブが写っていたのです。目に見えないだけで、やっぱり、そこには居たみたいです。今でも忘れられない出来事です。

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