心霊スポットとして全国的に知られる場所です。3年前に取り壊されましたが、私が行ったのは約8年前の夜の事。友達があの病院行ってみないか?と言うので、私は、あそこだけは絶対やめよう!と強く断りました。が、結局行く事になり11時頃到着。車は入れないので懐中電気を照らしながら藪の中を奥へと進んで行くと見えてきました。〇〇病院と書かれた石門をくぐり少し行くと戦後の建物が姿を現わしました。中を散策すると床は所々抜け落ち、各病室の形は残存してましたが、さすがに数十年の月日を感じました。

しかし進む毎に私に異変がおきはじめ吐き気が襲いました。さらに行き友人がここが有名な死んだ病人を薬づけにした浴槽跡じゃないか?と言いました。ん、なるほどと思える位、いかにも浴槽の一室みたいでした。更に進み各部屋を散策するとある一室には鉄格子があり友人は逃げない様に隔離されてたんだなと言いました。その部屋を出てから私の吐き気は酷くなり我慢できなくなり外へ出ました。

別に何もなかったな帰るか?と友人は言うので車に戻ろうと歩き出した時でした。私の耳にはハッキリ聞こえました。浴槽跡の方から甲高い声で助けてくれ～!おいてかないでくれ！と聞こえました。おい今の聞いたか?と聞くと友人は何が…と言うのであれ?俺だけか、又自分には聞こえてしまったかと思いウンザリしました。（霊感がある為）

車に戻りエンジンをかけようとしたら、病院の方から5人位の医者らしき者が指を指しながら走ってきました。うわっまずいと急いでエンジンをかけつつ振り返りながら突っ走って逃げてきました。友人はオイどうしたスピード出し過ぎだろ!と言うので見た事を言うとウソ!!お前見えるのか?と言いましたが私はそれ所ではありません。とにかく必死で追いつかれたらヤバいとりつかれるか、下手したら殺されると思い逃げるのに夢中でした。無事に帰り以後何もなかったので安心しましたがアソコは危ない、見えない人は幸せですが見えてしまう私には危険極まりない場所でした。もうありませんが、スポットと言われる所には絶対近付かない方がいいです。

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