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災難を伝える祖母

ペンネーム:やっちさん


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亡くなった祖母が私自身や家に何か起こる時は必ずと言っていい程出てきて知らせてくれます。出る時は決まって気味の悪い紫色や赤色地に沢山の蝶がついてる奇妙な着物が家の庭をフワフワと動きながら浮いてます。そういう時は近く良くない事が起こるからまず、仏壇に水をあげ手を合わせなさいと声が聞こえます。

しかし それをせず放っておくと仏壇に手を合わせるまで何日でも先述の奇妙な着物の姿は消えず、それどころか益々奇抜な色に変化し警告してきます。さすがに霊感ありの私にも色の変化には危険を感じ、仏壇だけではなく墓前に祖母の大好きだった水をたっぷりあげ、よく拝んで心の中でありがとうとつぶやきました。

夜、部屋の電気を消しタバコを吸いながらテレビを見ててウトウトしてる時、天井から祖母の声で、
コラー!早くタバコ消しなさい火事になるよ!
と聞こえたので慌てて見ると火のついた灰が畳に落ち、燃えはじめてました。

ただの不注意かもしれないけどホントに助かりました。手を合わせた後は不思議と着物が少しずつ姿を消していき半日位で完全になくなります。

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