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放課後の給食室
ペンネーム:やっちさん
私が小学2年の時の体験です。ある日の放課後、砂場で遊んでて遅くなり先生に叱られ慌てて校舎の裏を抜け帰ろうとした時、給食室の窓越しに登下校の格好した女子が白い着物を着た小さな男の子の手をつなぎ立ってました。
今頃何してるんだろう…
そう思い窓を叩いて何してるの?と聞くと女の子が振り向いて、何やら赤い字で書かれた紙を窓越しに私に見せました。そこには、脇にいるのは生まれてすぐ死んだ弟だよ~アタシの帰りが遅いから迎えにきてくれたの、それでお腹すいたと言うから給食室にいるの。そう書いてあったのを覚えてます。
すると男の子が振り向きました。何と青白い顔でスパゲティらしきものを沢山頬張り口からはみ出してました。その光景はあまりに恐ろしく異様なものでした。それっきり卒業するまで姿は見ませんでしたが、時々誰もいないのに食器の音が聞こえたり、笑う声が聞こえる事はありました。あまり考えたくありませんが、あの姉弟が出入りしてたのかもしれません。恐かったけどちょっと悲しい感じのする体験でした。
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